リトセア
学名Litsea cubeba
科名クスノキ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位種子(実)
比重0.881〜0.910
クスノキ科の落葉小高木(3〜5m)、10m位の樹高になることも・・・。
日本の山野などに生えていたり、アオモジ、またはショウガの木と呼ばれている。
また、花をつけたアオモジの枝が、年末から1月頃に掛けて、
生け花の花材として花屋さんに出回ることがあるようです。

精油は、秋に成熟した種から採取します。

主要含有成分表 提供;KENSO
テルペン系アルデヒド類・ゲラニアール 30-45%
・ネラール 25-35%
モノテルペン炭化水素類・リモネン 5-15%
・サビネン、β-ミルセン、
 α-ピネン、β-ピネン
モノテルペンアルコール類リナロール
・レモンバーム(メリッサ)と同じように、
 ゲラニアールとネラールの含有量が多いためか、香りが似ています。
 爽やかなレモン香で、憂鬱な気分を忘れさせてくれるような気がします。
・鎮静作用、誘眠作用、抗不安作用を目的に利用されることが多いです。

・テルペン系アルデヒド類に皮膚を荒らす危険性があるため、
 50%以下に希釈して使用しましょう。

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
テルペン系アルデヒド類 ・抗炎症作用 4+
・鎮痛作用 3+
・結石溶解作用 3+
・鎮静作用 2+
・消化促進作用 2+
・血圧降下作用 2+
・抗真菌作用 2+
・抗ウィルス作用 +
・抗菌作用 +
固有作用

・ゲラニアール
  (抗ヒスタミン作用、抗菌作用、抗真菌作用
   鎮静作用、昆虫忌避作用(蚊)、抗ウィルス作用)
・ネラール
  (抗ヒスタミン作用、抗菌作用、抗真菌作用、
   鎮静作用、昆虫忌避作用(蚊)、抗ウィルス作用)
  

モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗炎症作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)
・α、β-ピネン
  (強壮作用)   

モノテルペンアルコール類 ・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・リナロール
  (鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用)   

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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